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月経異常や不正出血

月経の異常には、周期(1か月に2回来る、3カ月以上月経が来ないなど)の異常、 出血量の異常(流れるほど多い、血のかたまりがたくさん出るなど)、また月経と無関係な不正出血、性交時の出血などがあります。
月経は持続日数が3~7日、出血量は40ml前後といわれています。
80ml以上の出血があると、60%の女性は貧血になります。 内科や人間ドックなどで貧血があると、「婦人科も調べてください」といわれるのは、このためです。 原因は赤血球の中に含まれる鉄が少なくなり、赤血球を造ることができなくなるためです。多量の血液のかたまりがでるなど、 出血量が150ml以上の場合は「過多月経」という診断になります(日本産科婦人科学会の定義)。

何故、今の女性は月経痛に苦しむのか

戦前の女性は人生で月経回数が50回、現代女性は400~450回といわれています。 昔の女性は初潮が遅く、閉経が早くやってきました。その間に十代で妊娠し、7~8回お産をし、1~2回の流産を経験していたわけです。 本来、生物学的には月経は妊娠準備状態が無効だったために起るもの。
今のように女性の社会進出が多くなり妊娠の高齢化が進むと、月経とは上手につきあっていかねばなりません。 その点、アメリカのキャリアウーマンは合理的で、多忙な時はピルで月経を半年くらいは平気でとめてしまいます。 日本で発売されているピルでも1相性のものなら可能です。 また妊娠の回数が減少したため、子宮内膜症が若年者に増えています。妊娠すると子宮内膜症は治るのですが、 この自然の防御システムが弱くなったためです。

過多月経

月経が非常に多く、日常生活に支障がでるような場合は、早めにご相談ください。
子宮筋腫や子宮内膜症があるかどうかを調べます。内診と超音波の検査を行いますが、必要によりMRIなどの検査も追加します。 ホルモン異常も多いので、まずどのような状態かを検査します。 治療は大きい筋腫がや内膜症がひどい場合は手術が必要です。しかし、どうしても手術には抵抗がある女性もいます。 そのような場合、特に閉経が近い場合には、できるだけ希望に応じて治療します。 ホルモン異常の場合はホルモン剤、あるいは漢方薬を投与します。

月経がたびたび来る、異常な出血がある

子宮頸がんの検査や卵巣の機能を調べます。女性ホルモンの異常がある場合も多いので、必要により血液の検査を行います。 子宮筋腫もあることが多いので、超音波検査も行います。 最近の月経の様子は詳しくお聞きしますので、最後の月経がいつ始まったか確認して来院してください。

治療は、診断された病気によって違います。ご希望により工夫します。